営業の初歩

営業の美しい名刺交換。6つの意識で伝わる誠実さ。

営業の名刺交換。6つの意識で相手に伝わる大きな誠意。

hirochang
名刺を渡す時・もらう時に、両手を添える・片手で渡す等、改めて所作を知りたいです。人によってやり方が異なっているため、正しいマナーを知りたいです。

正しいマナーを習得して実践しようという姿勢。素晴らしいです。

話している内容が正しくても、所作が雑になってしまっていては

相手から下に見られてしまいますしね。

改めて所作を学んでいきましょう。

大切なのは相手への配慮を見せることがポイントです。

営業の名刺交換。まずは簡単な下準備。

では始めてていきましょう。

皆さん、名刺出してと言ったらすぐに出せますか?

あ!ガチャガチャゴソゴソってならないように、名刺を入れておく場所を決めましょう。

普段はバッグの中、商談前は胸ポケットといったパターンを決めておけば

訪問時や、突然の来客にすぐ対応がとれます。

意外と決めていない方が多いため、すぐ決めちゃいましょう。

なぜこれをするのかというと、相手を待たせないという『誠意』につながります。

営業の名刺交換。はっきりと名乗りましょう。

では実際に名刺を相手に渡してみましょう。

ポイントを分けましたので一つずつご覧ください。

1、名刺を相手に渡す際は必ず両手で。相手に向けて差し出す

 

 

 

 

 

 

 

 

たまに片手でスっと渡す方がいますが、これは相手に威圧感を出してしまいます。

両手でしっかり持ちましょう。

また、名刺の向きは相手に向けてくださいね。相手が読みやすいようにすることがポイントです。

2、名乗る際は相手を見て簡略化せず、はっきりと名乗りましょう。

ただ名刺を渡すだけではなく、あなたがどこの会社のどこに所属している誰なのかを

簡略化せず丁寧に名乗ってください。

たまに、ボソボソ話す方がいますが、商談時に名前をもう一度聞くことってほぼないと思いますので

名前を覚えられないまま商談が終わってしまうという、悲しい商談にならないようにしてください。

3、相手との名刺交換の際は、相手よりも低い位置で渡してください。

 

 

 

 

 

 

これは臨機応変でお願いします。

あくまでお客様への誠意を表す動きになります。

芸人さんもネタにしますが、あそこまで頑張る必要もありません。

名刺を相手に差し出したときに、自然と下に行くようならそのまま差し出す。

相手がものすごく下から差し出したら、相手の気持ちを配慮しそのまま

上になってしまって構いません。

大切なのは相手への気持ちと誠意を見せましょう。

4、名刺の受け取り方は右手から。焦らずです。

受け取り方ですが、文章で書くのは本当に難しいです。

一応書いてみますね。

1,2,3で説明した時は両手で相手に向けて差し出している状態です。

相手も同じ状態ですね。

 

 

 

 

 

 

まずは右手で自分の名刺を持ち、相手へ自分の名刺を渡してください。

そうすると相手も同じ動きをしてくるので、何も持っていない左手で相手の名刺を受け取ってください。
※この時相手の名刺の文字やロゴにかぶらないよう注意してくださいね。

なんかシンクロしちゃってる印象になればOKです。

自分の名刺が相手に、あいての名刺が自分に来たら、相手に渡した名刺(右手で持っている)から

指を話して、両手で相手の名刺を持ちましょう。

5、相手の名前の確認、裏面の確認

最後は相手の名前の確認と裏面の確認をします。

名前については、読み方が微妙に異なる可能性があるためです。

例えば、タカダさんなのかタカタさんなのか。スガノさんなのか、スゲノさんなのか。

人によって様々ですので。

心の中で名前の再確認をし、裏面も一応確認しましょう。

他の支店名等の記載があれば、営業の話題作りになります。

6、着座の際は机の上に置く

 

 

 

 

 

 

名刺交換後は、そのまま商談をすると思います。

その際は名刺入れに入れるのではなく、机の上に置きましょう。

その時、自分の名刺入れの上に相手の名刺を置いてあげてくださいね。

複数人いる場合は着座の順番で並べます。
※こうすることで、相手の顔と名前を一致させることができます。

名刺入れの上に相手をの名刺を置くという行為はしなくて大丈夫です。

営業の名刺交換。やってしまった失敗談。

1、名刺を忘れた。切らしてしまった・・

名刺を忘れた。切れてしまった。これは慣れている営業マンにありがちなことなのですが

これは本当に悔しいミスです。

相手は名刺を当たり前のように差し出してくるのに対し

『切らしてしまっておりまして・・』と謝罪をする。

せっかくの商談なのに、入口で謝罪。

こうならないように、ストックの確認と忘れたときのために、バッグや財布に何枚か

忍ばせておきましょう。忘れたころにこう言ったことは起きますので。

2、名刺交換のタイミングを逃してしまったとき

慌てて商談に入り、名刺をいただくタイミングがつかめない時が稀にあります。

そのようなときは、商談が終わったときに「恐れ入りますが、〇〇様の名刺を頂戴できますでしょうか?」

など、相手に確認してみてください。

拒否されるようなことはないと思いますので、そこで交換しましょう。

営業の名刺交換。6つの意識で相手に伝わる大きな誠意。

今回お話してきたことは、ほかのところでもお話している一般的な内容になっています。

ただ、なぜこのどこでもある情報をピックアップしたのかを考えてほしいと思っています。

名刺交換は商談以外でも様々なところで行う、儀式みたいなものです。

慌てる前に練習し、スマートな名刺交換ができることで少しでも

あなたの仕事に自信を持っていただけたらと思います。

先輩やほかの同期よりもカッコ良い名刺交換しちゃいましょう。

 

言葉に誠意があって信用でき、行いが誠実で鄭重ならば、

どこへ行っても通用する。

孔子

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