営業の初歩

相乗効果を高める2+1の関係性(実例あり)

相乗効果を高める2+1の関係性

hirochang
会社全体に良い影響を与えた仕事がしたいけど、具体的に何をすれば良いのだろう。

このように考えている方、結構多いのではないのでしょうか。

仕事で成果を上げるということは働く方であれば誰もが目指すことだと思います。

その気持ち、大切にしてください。

嫌なことがあったり、辛いことがあっても諦めずに動く原動力になります。

ここでは、その大切な原動力となるものの一つである相乗効果についてお話をしていきます。

身近な実例を交えてお話をしていきます。

実例から身近な相乗効果を感じ取ってみましょう。

相乗効果を高める2+1の関係性
(戦略・相性+協調意識)

相乗効果に必要な要素は見出しにも書いたとおり大きく3つあります。

ひとつずつお話をしていきます。

戦略を理解した行動

 

 

 

 

 

まずは戦略に関してですが、会社全体で立てた戦略をあなたは理解した上で行動していますか?

戦略についてここで話と長くなりますので、詳しく知りたい方は

下記をご覧ください。

営業戦略の立て方。意識するポイントが分かれば怖くない。

戦略は中長期的なスパンで立てていきます。

これを理解していることで、同じ目線で行動することになります。

同じチームのメンバーとの相性

 

 

 

 

 

どんなに営業スキルがあるもの同士でも、互いの『相性』がよくなかったら間違いなく失敗します。

これは今まで複数の会社に行きましたが、あるあるです。

人間同士が感情をもって一緒に仕事をするものなので、当然と言えば当然です。

しかし、ここを軽視してはいけません。

相性を図るには、仕事に対する価値観が同じであるということがポイントです。

『プライベートなんて無視して時間をかけてでも良いアウトプットを出したいという価値観の人』

『ワークライフバランスを大事にしていて、できる範囲でのアウトプットで良いと考えている価値観の人』

皆さんはこの二人の考え方をみて、相性はどう感じますか?

僕はうまくいく可能性は低いと思います。

ゴールへの意識レベルが異なりますよね。

どちらが良い悪いではなく「相性が悪い」関係だと思います。

嫌々一緒に仕事をしていても良いもは生まれません。

日頃から誰と相性が良いのかを把握・理解しておくのが良いでしょう。

価値観がある人というのはそれだけでも素晴らしい関係であり、大切にすべき仲間です。

価値観を図るには、まずはコミュニケーションをとってみましょう。自ずと見えてきます。

協調意識を持って確固たるチームを作ろう

 

 

 

 

 

 

身近なものでスポーツのサッカーの話をします。

サッカーは11人のチームで相手チームと戦います。

11人それぞれ役目があり、協力して相手チームに勝つために相手チームを分析し、

戦略を練り、なんどもシミュレーションを行います。

これには戦略と相性に加え、協調意識をしっかり持った状態で行なっています。

部活をやっていた方はわかると思うのですが、合宿なんかは特に協調意識を育てるためのものになります。

ちょっと普段の仕事の話に戻します。

営業で自分だけがきちんと仕事をこなせば良いと思っていても、仕事の結果はグループでの結果に左右されます。

そのため、目の前の事だけに没頭するのではなく、部署全体の動きや、その中で自分が必要とされる役割に

いつでも対応できるように、つねに柔軟な姿勢を心がける必要があります。

協調意識とは、周りとのコミュニケーションを何度も重ねる事で自然にできます。

一つのチームでできる事は何か、強みは何かなどを話し合う事で相手の考えも分かり、より強固なチームになります。

相乗効果を高める2+1の関係性を理解する事で得られるもの

3つのポイントを理解する事で得られるものが相乗効果となります。

相乗効果は力を合わせて協力すれば、想像以上の結果を生み出せます。

たとえば2人で業務にあたる場合、何も意識しなければ当然ながら2人分の仕事しかこなせません。

しかし、お互いの知恵を出し合い、業務内容を工夫することで、何倍もの仕事量をこなせるようになります。

通常なら1+1=2のところを、相乗効果が働くことで1+1=3にも1+1=10にもなるということです。

自分にはない人の考え方や行動を学びながら、能力を最大限に引き出せるように工夫すれば、

それぞれの経験を超えた成果を出せます。

相乗効果を高め、思いっきりでかい成果をあげよう

今回は相乗効果に関してお話をしてきました。

3つのポイントをご覧いただいてお分かりかと思いますが

要はコミュニケーションです。

コミュニケーションを大切に、話し合いを重ねていきましょう。

もしあなた自身、もしくは周りに意見を言えない、理解できない人がいるままの状態では

足並みが揃っていない状態なので、試行錯誤を繰り返し粘り強く話し合いをしましょう。

その先に待っているものは、ブレない仲間と自分の姿です。

1+1=3、1+1=10にもなる奇跡のチームを作り上げ、ビジネスライフを楽しんでください。

そしたら嫌なことがあったり、辛いことがあっても諦めずに動く原動力になります。

相乗効果とは、互いの相違点に価値を置き、それを尊重し、互いの強みを伸ばし、弱さを補完することである。

スティーブン・R・コヴィー
(米国の経営コンサルタント)

 

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