営業アポイント 極意2 スケジューリングは都合よく
電話でアポイントを取る際、無事に日程調整までいけたはいいが
こんなことを聞いてないですか?
『いつ頃がよろしいでしょうか』
確かに、こちらは相手を気遣い相手のリズムに合わせている。
しかし、この言葉が出ることによって、逃げられる可能性が大きくなることは
考えていますか?
そもそも電話で5分程度話した人に心を開けるほど
相手も器用ではないです。
むしろ警戒されたまま電話が終わる方が多いと思います。
そんな時に相手のタイミングを待つのはオススメしません。
実際に体験してみても良いですが、
せっかくのアポが取れたものを逃すのはナンセンスなので
断り常套句を挙げておきます。
①予定が見えないから来月になったらまた電話して
②またこちらから電話します。
これを信じてしまう方は純粋で綺麗な心の持ち主ですが
損してしまうのでなるべく避けるようにしてくださいね。
人間は嘘が上手な生き物なのです。
ではどうすれば良いか。
このブログのタイトルにある通り
『自分勝手なスケジューリング』です。
営業アポイント 極意2-2 スケジュールに時間を与えない
言い方を変えると、相手の考える時間を与えないということです。
自分のスケジュールを見て空いているところを確認し
近い日から3パターンぐらい用意し、相手に確認する。
『○○日の□□時以降であれば、お伺いできます。』
※WEBでの商談アポイントの際は文言を変えてください。
NG、ではこの日。のように。
上記のような言い方をすると、
『じゃあ、○○日の□□時でしたら』とほとんどの場合返事が返ってきます。
要は相手の都合に合わせるのではなく、自分の動ける時間を
先に伝えることで、アポイントの話が明確になってきます。
そのぐらい電話口のお客さんと自分では
コミュニケーションにズレが生じているのです。
不思議ですよね。アポイントの電話だって言っているのに
相手はそこで理解が深まっている。
逆に考えて見てください。
アポイントの電話が来ることなんて考えなく、
日々の業務を行なっているところにかかって来る営業の電話。
そりゃテンポが遅れますよね。
だから相手主導でなく、自分主導で行くのです。
営業アポイント 極意2-3
自分勝手なスケジューリングを極めろ
と、こんな感じでアポイントに関してお話をしてきました。
少しでもアポイントを増やし、あなたの営業力が評価されることを願っています。
失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、
原因があるように思われる。
最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。
パナソニック創業者 松下幸之助