RPA講座

初心者必見!プログラミングにおける変数を分かりやすく解説。

今回はいつものpower Automate Desktopの内容とは少し離れ

「変数」について理解をしていきましょう。

プログラミングにおける変数とは基礎中の基礎であり
プログラミングをする上で必須になります。

今回はとても重要なので、なるべく伝わりやすいように意識していきますね。

また、動画なども使って理解を深められるようにしていこうと思います。

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「変数」は様々な言語で出てくるものなので、
今回の記事でしっかり覚えておきましょう!

初心者だからこそ知るべき!
プログラミングにおける変数とは「箱」

すでに勉強を始めている方はきっと「変数」という単語を耳にしていると思います。

それぐらいプログラミングでは基礎知識として頭に入れてほしいワードです。

では変数とはいったい何者なのかというと

変数とは「値を入れることができる箱」です

値とは「数値」や「文字列」の事を指します。
・数値:「0」や「1」「0.1」などの数字
・文字列:「あいうえお」や「hello」などの文字

もう少し分かりやすく説明していきます。

例えばあなたがカレーを作ろうとスーパーに行き
買い物をする時を思い出してください。

次は合計金額を計算すると思います。

日常で買い物をしていればきっとこのような経験はしていると思います。

もっと複雑な計算をする場合は、スマホの計算機で代用できますよね。

では、計算機を作るためにはどのような考え方が必要になるのでしょうか。

その答えが「変数」という考え方です。

ではもう少し深堀していきましょう。

下の画像の箱が「変数」です。

箱の中に値(数値と文字列)が入った箱が4つ並んでいますよね。
この4つ並んだ箱が変数です。

変数に数値を入れる事を「代入」という

先ほどの例を見てみましょう。

カレーを作るための具材(文字列)を選びました。
その際に金額(数値)を入れて計算しました。

この変数に値を入れたことを代入と言います

代入した変数どうしを足してみたり、変数の中の値を表示させてみたり、
変数の中の値に応じて処理を変えてみたり。

変数を適切に理解することが、プログラミングを学ぶ上で非常に重要になってくるのです。

中に入れる数値を変えれば、応用して使うこともできます。

プログラミングでは、「値を入れる箱」(変数)を用いてコードを書くことで、

何度でも数値を入れたり、入っている数値を見たりできるようになります。

ここを理解できれば簡単な計算機の作成が可能です。

変数についてまとめた動画をご紹介しますので、是非ご覧ください。

変数名とは変数に名前を付けて管理できる機能

先ほどのカレーのお話では単純な計算を例に出してお伝えしてきました。

単純なものを一人で作成するのであれば良いのですが

より複雑で他の方も一緒に作業するとなった場合は
どの変数がどんな役割をしているのか分からず作業効率が落ちますよね。

もし変数に名前を付けることができるのであれば、そのような問題は解決できます。
それを「変数名」と言います。

変数名は分かりやすい名前を付けよう

変数名を作る際の注意点として意識してほしいことは

誰が見てもわかる名前を付ける事です。

下の図をご覧ください。

あなた以外の方が作業を引き継いだ時に分かりやすい名前にする工夫は

必須であることを忘れないでください。

hirochang

自分一人で作業するときも、わかりやすい変数名で書くことをお勧めします。
エラーが起きた際の見直しの時間が大幅に短縮できますよ。

変数の「型」と「種類」について

変数とはいったい何なのかという問題については
これまでのお話で大方理解できたと思います。

しかし、実際にコードを動かすためには「型」とその「種類」を理解する必要があります。

簡単にお伝えすると、機械に「数字を入れるよ」や「文字を入れるよ」といった
意思表示が必要になります。

具体的には下記のような型が存在します。

変数の型

  1. 整数型(int)
  2. 浮動小数型(float)
  3. 文字列型(string)

他にも型は多く存在しますが、今回の内容に合わせ3つに絞っています。

一つずつ紹介していきますね

1.整数型

整数型とは数字の値を入れられる型です。
変数として使うときにはintを用います。

変数名をつける場合は、「int」の後に空白(スペース)を入れて、変数名とセミコロンを書くだけです。
変数名は原則として自由につけることができますが、最初の1文字は英字である必要があります

2.浮動小数型

浮動小数点型は、float型とも呼ばれる、少数点の値を入れられる型です。
浮動小数点型の変数は「float 変数名 = 小数点を含む数値f;」という形で定義します。

数値を代入するときに、数値の後に「f(F)」をつけて浮動小数点型の代入であることを示すことを忘れないようにしましょう。

代入についてはこちらで再確認ができます。

3.文字列型

文字列型は、文字や文字列の値を入れられる型です。
最もよく使われる型の1つで、変数として使うときには「string」を用います。

文字列型を定義するには、「string 変数名=”文字列”;」と記述します。

ほかの型と異なり、文字列型の場合は値を「”」で囲うので、注意です。

変数の型はデータ型とも呼ばれるため覚えておきましょう

変数は「宣言」をして初めて使えるようになる

これまで変数・変数名・代入・型と種類についてお伝えしてきました。

これでコードを書いて試してみよう!と言いたいところなのですが
最後に「宣言」が必要になります。

宣言とはその名のとおり「〇〇型の変数を使うね。」と宣言することです。

特に難しいことを考える必要はありません。

たとえば、「整数型のtotal_priceって変数を使うよ!」と宣言する場合はこのようになります。

int total_price;

上記のようにコードを入力することによってはじめて

機械側でも認識してくれるようになります。

初心者だからこそ「変数」を理解しよう

今回は変数についての理解を深める内容をお伝えしました。

変数は様々な言語で活用することになりますので

是非覚えていきましょう。

次回は今回の変数の内容をPower Automate Desktopでは
どのような考え方になるのかお伝えしていこうと思います。

次回の記事はこちらからご覧いただけます。

ではまた!!

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